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あいぼりー歯の相談室
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あいぼりー須藤

Author:あいぼりー須藤
1949年青森県弘前市(旧中津軽郡)で生まれる。
2才から15才まで神奈川県横須賀市で成長、以降は東京で暮らす。猪突猛進型の丑年、水瓶座、六白金星、血液型はA型。

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2008.05.22 Thu
噛む力とインプラント
インプラント治療の流れ

インプラント治療が成功するかどうかの大きな要素に、オッセオインテグレーション(チタンと骨が直接結合する方式)があることは、大分一般の方にも知られてきましたが、インプラントを埋め込む方向も、それに関わる大切な条件であることは、あまり知られていないのではないでしょうか。

参考リンク:FUMI's Dental Office−インプラント

歯というものは縦(垂直、長軸方向)の力には強く、横(水平)からの力には弱い性質があります。立木とか家屋に似ています。

噛む力(咬合圧、咬合力)には個人差があります。噛む力は、体重に比例しているようです。
一般男性の場合、奥歯(第一大臼歯)で50キログラムから60キログラムの荷重がかかります。
しかし、運動選手の場合、とくに瞬発力を使うような野球とかゴルフ、テニスなどの選手は、女性でもくいしばる瞬間の咬合力は100キログラムを楽々超えます。

それでも、歯は無事です。なぜなのでしょうか。

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2008.05.20 Tue
歯科医療情報推進機構 その2
歯科医療情報推進機構 その1の続きです。

特定非営利活動法人・歯科医療情報推進機構に対する日本歯科医師会の見解

3月24日(木)、日本歯科医師会(井堂孝純会長)は第14回理事会において文書「特定非営利活動法人・歯科医療情報推進機構に対する日本歯科医師会の見解」をとりまとめた。本文はさる3月13日(日)に設立された同機構(藤本孝雄理事長)による歯科医院の選別が進むことに憂慮し、またその方法に疑問を投げかける内容となっており、今後の両者のスタンスが問われそうだ。
以下に全文を掲載する。

日本歯科医師会は、医療機関を第三者評価する目的を、国民(患者)が安心して受診できるよう医療機関の機能改善と向上を図ることであると考えている。
いわゆる医療機関をランク付けすることではなく、問題点を明らかにし、これを改善する支援を行うことが最大の目的であると位置付けている。
そして、この目的を実現するための第三者機関は、学術的な観点から中立的な立場で評価が行える合理的な評価内容と方法を有する公的で公平な機関でなくてはならない。

平成17年3月13日に設立された特定非営利活動法人・歯科医療情報推進機構(以下、歯科医療情報推進機構という)については、設立趣旨、組織形態、事業内容・運営等、どの点からも歯科医療に関する第三者評価機関としては不適切であると判断せざるを得ない。
以下にその判断根拠を医療機関の第三者評価機構として社会的に認知・評価されている財団法人日本医療機能評価機構(以下、日本医療機能評価機構という)との比較により示すこととする。

1.設立趣旨について

歯科医療の第三者評価の目的は、患者が安心して受診できるよう医療機関の機能改善と向上を図ることであり、医療機関をふるいにかけることではない。

日本医療機能評価機構は、設立趣旨を「国民の医療に対する信頼を揺るぎないものとし、その質の一層の向上を図るために、病院をはじめとする医療機関の機能を学術的観点から中立的な立場で評価し、その結果明らかとなった問題点の改善を支援する第三者機関」とし、医療機関が自らの改善すべき目標をより具体的・現実的なものとする支援機関と位置付けている。

一方、歯科医療情報推進機構は、その設立趣旨において「近年の医療費抑制政策、歯科医療マーケットの縮小を意味する少子化の進展、年間三千人という歯科医師の新規参入などもあって、歯科医療経営は長期的に悪化傾向にあります。

こうした中、歯科医療機関として地域の中での経営を持続し発展していくためには、患者との信頼関係を強め、そのニーズに的確に応えた良質の医療を提供することが重要であることは言うまでもありません。」とし、歯科医師過剰による歯科医療経営の長期的悪化への生き残りの方法ということを第一の目的としていると判断される。

すなわち、前者は「医療安全」、後者は「経営基盤」がキーワードとなっており、歯科医療情報推進機構の設立趣旨は、第三者評価の望ましい目的とはいえない。

2.組織形態について

歯科医療の第三者評価を行う組織は、社会的に認知されるオーソライズされている団体でなければならない。

日本医療機能評価機構は、設立にあたって、厚生労働省、日本医師会、日本歯科医師会、日本病院会をはじめとする保健・医療・福祉に関する団体・企業、保険者を代表する団体や一般企業、個人などから出資を募り、基本財産を設けた公益法人である。

一方、歯科医療情報推進機構は、一定の要件を満たせば設立が可能なNPO法人(特定非営利活動法人)であり、私的な団体である。
医療機関を第三者評価する目的を掲げている両団体であるが、その両団体自体の評価が可能であるかが問題となる。前者は組織を構成する各公益団体が運営に参画し、その代表を通じ、組織を評価し、公平性、正当性、客観性が保てるが、後者は、私的な団体であり、それらを期待することは難しい。
また、「歯科医療情報推進機構」という名称についても、あたかも「日本医療機能評価機構」と同様な公的な団体であるかのごとく誤解を与える可能性が高く好ましいことではない。

3.事業内容・運営について
(1)評価内容
日本医療機能評価機構は評価調査者の養成・継続研修や評価調査者を評価する資格委員会の設置等評価調査者の中長期的な計画的育成ならびに評価項目改定検討会において継続的な項目改定を行っている。
一方、歯科医療情報推進機構における審査は、審査票、面談、診療活動の観察の3つから得られる情報から行われるとしているが、6つの評価項目の中で「診療内容」の「技術」を誰がどのように評価するのかについて全く不明である。合理的・客観的技術評価が確立しているとは考えにくい。

また、200項目に上る審査内容があるということであるが、診療内容に関する項目については具体的な内容が省略されており、その理由は定かではないが、「医療機関をふるいにかける」という設立目的に沿ったものと推測する。

(2)評価の機会均等
日本医療機能評価機構の評価対象は、いわゆる病院であり、無床の診療所ではない。したがって、無床の診療所が評価を受けることはないのが一般的である。
一方、歯科医療情報推進機構においては、評価の対象は歯科診療所が中心であるため、その設立趣旨や活動内容が十分に理解されない状態で「認定証」が掲示されることは「認定証」を受ける機会のなかった診療所が理不尽な評価を受けることが予想される。

すなわち、約六万六千の診療所すべてが評価を受けるには1年で600診療所の審査を目標としていることから百年以上はかかり、その間に認定を受けられない診療所はあたかも「悪い診療所」かのような評価を受ける可能性が大きい。
さらに、3月15日付けの読売新聞の記事の中で連合の生活福祉局長が述べている「機構のホームページにリンクを張るなどして、保健組合の被保険者に情報提供したい」というような事態になれば、さらに大きな影響が予想される。

(3)費用
審査・認定に必要な費用は約50万円で、その有効期限は5年とのことである。さらに会費として年間6万円が必要とのことである。1年あたり10万円以上の費用を毎年支出することは経済的に余裕のある特定の診療所以外は、大きな負担となる。
しかも、5年後に更新を受けようとしても、歯科医療情報推進機構の審査能力を超えているため、更新できる可能性は低いことが予想され、「認定証」がはずされることから生ずる理不尽な評価を受けることにもなる。
以上、平成17年3月24日に開催された第14回理事会において確認した。


歯科医療情報推進機構:日本歯科医師会の見解についてのコメント

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2008.05.20 Tue
歯科医療情報推進機構 その1
「日本医療機能評価機構」という第三者による病院の評価をしているところがありますが、この「歯科医療情報推進機構」は、歯科医院が対象になっている機関?です。
歯科医療情報推進機構のWebサイト

ぼくがこの「歯科医療情報推進機構」の存在を知ったのは、数年前にサンケイ新聞の記者からコメントを求められてからです。(あいぼりー歯の相談室の公式サイトにぼくのコラムあり→室長コラム:「歯科医療情報推進機構」と「日本歯科医師会」の対立

マスコミ掲載履歴(産経新聞 2005-05-02
産経新聞の掲載記事

ここの役員は、元厚生大臣藤本孝雄氏が理事長で、理事のひとりに元読売新聞編集委員がいます。ちなみに、朝日新聞とか、毎日新聞の関係者は役員にはなっていません。

発足当時、「歯科医療情報推進機構」を「日本歯科医師会」が非難(批判)していましたけれど、ぼくたち歯科技工士にしてみたら、どっちもどっちに思いました。

現在は、随分多くのお金持ち歯科医院がこの機構から認定を受けています。
歯科医師の人数が多い歯科医院は認定料も高くなります。
最近では歯科大学附属病院も認定のお墨付きをもらっています。

皆さん、どう思われます。

この続きは、日本歯科医師会の声明文を掲載する予定です。

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2008.05.12 Mon
3Mix−mp法のことがテレビで。
昨日、テレビで3Mix−mp法の臨床で有名な、宅重先生のことが紹介されていました。

5月11日(日) 18:30〜19:00 TBS 夢の扉より引用
『痛くない歯科治療を全国に広げていきたい』
宮城県・仙台市に住む歯科医、宅重豊彦先生は口内を無菌状態にする抗生物質による歯科治療を開発して、従来の削らなければならない治療から、削らなくてよい治療を進めています。当然、削らなくて良いので痛みを感じる治療ではなく、しかも、従来の治療であれば数回は通院しないと完治しなかったものが、この治療であれば1、2回の通院で完治するというのです。


3Mix−mp法そのものについては、理論的には正しいと思います。
でも、そのテレビでは「虫歯が薬だけで治る画期的治療法が3Mix−mp法なのである」的な番組作りでした。

インターネットでは3Mix−mp法についての情報が沢山ありますので、そのことを調べることができる患者さんは、ある程度は冷静に判断されるでしょうが、そのテレビ番組だけを信じて、わざわざ仙台まで行くような患者さんのほうが多いはずです(僕のテレビ体験から)。
なにか空恐ろしい。

3Mix−mp法に限らず、どのような画期的治療法だとしても、誰にでもあてはまるようなことはまずありません。
宅重先生が、迷惑に思う患者さんだっているはずです(これも僕の体験)。

それと、もっとも大切なことですが、治療結果の優劣には、必ず術者の技術の優劣や、相性、モラル!も関係することを忘れてはなりません。

Googleで3Mix-mp法を検索

痛くない歯科治療法 3Mix-MP法 オフィシャルページ
3Mix-MP法【歯科相談室】
教えて!goo-3Mix-mpについての質問
歯を抜かない、麻酔なしで絶対に痛くない歯医者って知ったました?|田中経一のホームラン食堂 オフィシャルブログ
痛くない歯科治療3MixMP法の治療日記
歯科治療を薬でする3MIX−MP法の治療体験談

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2008.04.11 Fri
「良い歯医者さん紹介サイト」の掲示板も見てください。
仕事のサイト「良い歯医者さん紹介サイト」の掲示板に、最近チョイワルオヤジさんが重要なことを書いてくれています。

皆さん、ご覧の上、ご意見などいただければ幸いです。

僕にはとても難しい文ですけれど、よ〜く読むと、とてもすごいことが書かれています。

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2008.04.04 Fri
歯科医療と尊厳
患者さんは「ガンを取られた」とか「心臓をいじられてしまった」などとは言わないのに、「歯を抜かれた」とか「歯を削られた」とかの表現は、当り前のように使います。

歯科と似たような医療に眼科や耳鼻咽喉科がありますが、目医者さんに「眼を取られてしまった」とか、耳鼻科のお医者さんに「耳を取られてしまった」とかまで患者さんは言いません。

それでは、なぜ歯科医療の分野だけが当り前のように「歯を抜かれ」とか「歯を削られた」、などとの被害者意識的発言が横行するのでしょうか。

僕が考えた仮説は『器官比較尊厳説』という説です。
僕としては大真面目に考えた説で、決して珍説だなどとは思っていませんので、そのつもりでお読みください。

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2008.04.03 Thu
医療という職業
最近は、お医者さんになるような人の傾向として、理論的なことを重視するタイプ、いわゆる左脳タイプの人が多くなりました。
偏差値秀才タイプですね。
例外はあるとしても、そのようなタイプのお医者さんは、患者さんの検査データだけに興味をもち、患者という人間そのものに興味・関心を示さないような医者オタクがよくいます。

もし、あなたが何かで入院したとして、自分では元気になったつもりでも、お医者さんから「まだまだ入院しなくてはいけませんね」なんてことを言われたらどうでしょう。
お医者さんとしては、全然悪気がないとしても、患者さんとしては、せっかく退院を楽しみにしていたのに、元気をなくしてしまうじゃないですか(僕の体験から)。
お医者さんは病気のデータ(カルテ)のみを熱心に眺め、目の前にいる患者さんそのものをみつめないなんておかしいですよね。
でも、まだ治っていないのに病院の都合で追い出されるよりはましでしょうが。

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