陶材艶出し(ポーセレングレージング)
歯の表面は、口の中では唾液で濡れていますのでツルツルしているように見えますが、乾燥した状態ではザラザラです。
メタルボンドセラミックス冠も本物の歯に似せるために、その表面の細かなシワまでそっくりに削り上げる(形態修正)のですが、そのあとで、このグレージングという作業があります。いわゆる艶出しです。
ポーセレンファーネス(焼成炉)の中で艶出しをするのですが、その温度を高くしすぎたりすると、せっかく形態修正で作り上げた細かいシワがなくなってしまい、表面がツルツルになってしまいます。
この作業もけっこう神経を使います。
メタルボンドセラミックス冠の表面がツルツルでもザラザラでも、いかにも作り物にしか見えない、不自然な差し歯になってしまいますのでファーネスの温度管理も大変なのです。