総入れ歯(総義歯、コンプリートデンチャー)が出来上がるまで その1
説明するまでもないでしょうが、総
入れ歯とは、自分の歯がすべて抜けてしまったときに入れるものです。
最近は歯科医師会の8020運動のおかげか、患者さんの健康意識が上がったからか、高齢者でも総
入れ歯のお世話になる人は減りました。
それでも歯周病が重い患者さんとかは、残念ながら
入れ歯になってしまうことが多いようです。
さて、この総
入れ歯は、歯科技工の中では比較的単純な作業工程なのですが、取り外し式の
入れ歯のなかでは、もっともむずかしい
入れ歯といえましょう。
自分の歯がまだ残っている人は、その残っている歯に金具(クラスプ)をひっかけたり、インプラント(人工歯根)を併用したり、磁石を利用したりするなど、外れないようにする方法がいろいろあるのですが、総
入れ歯はそのような方法が不可能なのです。
もし、費用も気にしないということであればインプラントを利用する方法もありますが、そこまで費用をかけられるような患者さんはほんの一握りです。たいていの患者さんは、あまり使い物にならないような総
入れ歯で我慢しているのではないでしょうか。
(※
ポケットデンチャーの記事もご覧ください)