入れ歯の値段はどのようにして決めるのでしょうか。
健康保険の
入れ歯の値段は、何年か毎に厚労省の役人や医者や民間人の代表らが集まって決めます。
全国一律です。
いうまでもなく、たとえ銀座のど真ん中の歯医者さんでも、田舎の歯医者さんでも、卒業したての新米歯医者さんでも、ベテランの歯医者さんでも、値段は同じということですね。
でも、保険が利かない、いわゆる「自費」の
入れ歯は違います。
それぞれの歯医者さんが自由に決めることができますので、
同じような入れ歯でも患者さんさえよければ10万円でも100万円でもかまわないのです。ところが、患者さんには、その違いなど分かりません。
初めて行くおすし屋さんのカウンターに座って、ドキドキしながら時価のネタを頼むようなものです。
もし自費を歯科医師会が協定料金にしたりすると、今度は公正取引委員会に独禁法に触れるとして注意されます。
それなのに、患者さんには歯医者さんのレベルが分からないのでインターネットとか本などで調べるのですが、それでも運試しに近いものがあるのです。
おかしいですね。
それと、僕ら
歯科技工士からみて、
もっとおかしいことは、製作費(技工料)の取り分のことです。