歯医者が怖い。 歯の痛みは心の痛み? (平凡社新書)大塚ひかり著
いつもの図書館で偶然みつけた本。
口腔心身症・噛み合わせ不全症・義歯神経症・舌痛症他、歯のことで深刻に悩んでいる人に最適の本です。
僕が、普段患者さんに言っているようなことが、この本にすべて凝集されています。
文章も読みやすい。
書かれている内容は、とても深刻なのにユーモアもある。
著者の繊細な人柄もうかがえる。
「精神科と歯科だけを他の医療から孤立させるべきではない」と著者は語ります。
僕は以前から医療の中で歯科だけが孤立していることに疑問を抱いていたのですが、精神科も孤立しているとまでは思いませんでした。
「医者選びは運試し」という言葉にも深くうなずくばかり。
いずれにしても、読んで快哉を叫びそうになった本は初めて。