今月出版されたばかりの僕のおススメ本。
著者の岡田弥生さんは、僕の知り合い。
何事にもまじめな女性の歯医者さんです。
杉並区の保健センターで20年間、何と!10万人以上の子どもたちの歯を検診したとのこと。おそらく、ここまで子どもだけの歯を検診した歯医者さんは岡田先生だけだと思います。
その貴重な経験から学んだことを、自分ひとりだけのものにしたくないとの思いで書かれたそうです。 初期の虫歯は、磨くだけでも治ることがあること、あなたはご存知でしたか。
この本には、そのことが誰にでも分かるようにやさしく書かれています。 挿絵もかわいい。
でも、その裏に隠されている筆者のメッセージは深い。
歯科医療だけでなく、医療そのものが突き当たっている大きな問題。
患者側の都合よりも医療者側が優先されていること、消費者側は依存ではなく自立すべきこと、主体性をもつこと、などなど。
歯列矯正が、保険適用されない理由も興味深い。
小さなお子さんがいらっしゃるお母さんだけでなく、虫歯は削らなければ治らないと思っている患者さん、いや歯医者さんにもおススメの本です。いや、誰にでも読んでほしい本です。