患者さんはどのような不満を抱いているのか、相談室での事例に基づいて考えたいと思います。
歯医者さんの前では遠慮して言わない患者さんも、相談室では正直に思ったままを話してくれます。僕らコーディネーターは、患者さんの代理人でもあるわけですから、気兼ねする必要もないからでしょう。
説明不足への不満患者さんが話すもっとも多い不満は、
歯医者さんの
説明不足です。いわゆるインフォームドコンセント(説明と同意)の不足です。
説明不足どころか、説明なしでいきなり治療椅子を倒されて、しかも、虫歯ではないと思われる歯を削られた患者さんがいました。
その患者さんは、簡単な虫歯の治療だけを希望していたつもりなのに、(患者は口を開けたままなので話せないという状況)、自分では悪くなっていないと思っていた歯まで削られた上、自費の治療費まで請求されたとのことです。
昨日、電話で相談された方は、そのお嬢様のことでした。
高校生のお嬢様は前歯の歯並びが気になっていたところ、近所の
歯医者さんに歯列矯正が保険でできると云われ、お願いしたところ、前歯をプラスチックの差し歯にされるそうです。
お嬢様は泣きべそ状態で帰ってきたとのことです。
歯並びを気にされている患者さんの不安な心理を巧みについた、許されない悪質な行為です。