治療前でも必ず説明してくれる治療する前に患者さんの訴えを親身になって聞いてくれる歯科医院も、患者さんに選ばれる歯科医院としては不可欠の条件となります。
歯医者さんや歯科衛生士さんらが、患者さんに
治療の説明をする場合、いろいろな資料やサンプルなども活用して、患者さんに分かりやすいように、専門用語をなるべく使わないような説明をするところは特にいいですね。
患者さんの口の中は、患者さん自身がもっとも気にしています。それにもかかわらず、平然と患者さんの心を傷つけてしまうような
歯医者さんは、当然ながら不人気となります。
しかし、
皮肉なことに腕に自信がある歯医者さんに限って、このようなストレートな発言を繰り返す者が案外多いのです。歯医者さんの不用意なひとことがきっかけとなり、通院する意欲を失う患者さんも目立ちます。
歯医者さんの説明不足も問題ですが、患者さん側に問題がある場合もあります。
たとえば、レントゲン写真の被爆が心配なのでレントゲン写真を写さないで丁寧な
治療をしてほしいというような患者さんです。
歯科治療は内科や精神科などとは違い、レントゲン写真なしでは治療できません。僕が考えている理想的な歯科医師像は患者さんに希望を与え、励ましてくれる歯医者さんです。医療者側の粗暴な言動によって患者さんの希望をなくしてしまうような
歯医者さんは、それだけで医療者としての資格はありません。もっとも、そのような
歯医者さんは、自分が患者さんを傷つける言動をしていること自体に気付いていません。