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良い歯医者の見つけ方〜歯科技工士から見た歯医者の実態
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歯磨き習慣の変遷
僕が子どもの頃の歯磨きは、朝起きて、食事の前にすることが当り前でした。 ところで、余計なことかもしれませんが、あなたはまさか食事の前に歯を磨いてなんかいませんよね。 あえて知らない人のために虫歯の原因のことを書きます。 歯科医療 Comment(0) TrackBack(0) Top↑ 2008.02.26 Tue患者が望む良い歯科医院とは?その5
設備、備品関連
当然ながら、一にも二にも清潔を心がけている歯科医院は人気が高くなります。ただ、それらの条件はコストとの兼ね合いもあることなので、あまりにも立派な設備ばかりでは逆にひるんでしまいます。 先日のゆうゆうさんのコメント (医院内でのスリッパの管理について)のように、あくまで、そのような細やかな配慮を感じることができる歯科医院であれば合格です。身体が不自由な患者さん(高齢者も含めて)にも優しい配慮をしている歯科医院も理想的です。アプローチ部分に段差をなくす工夫があったり、手すりや椅子を至るところに用意していたり、個室になっていたりするなど、患者さんへの思いやりとプライバシーの配慮が行き届いている歯科医院も理想的歯科医院です。 まだまだ患者さんに選ばれる歯医者さんの条件はあるのでしょうが、今回は僕なりの視点で列記してみました。皆さんはいかがでしょうか。
テーマ:歯医者 - ジャンル:心と身体 患者が望む良い歯科医院とは?その4
治療の選択肢を示してくれる
理想的にはレストランのメニューのように、治療方法を患者さん自身が選べるようになればいいのですが、さすがにそこまでやるような歯科医院は今のところないのではないでしょうか。 もし患者さん自身に十分な歯科知識があれば、主体的に治療メニューを選ぶこともできますが、中途半端な知識ではかえって危険な場合もあります。 歯医者さんに無理な注文(その患者さんには適さない治療や効果が期待できない治療)をして被害を受けるのは患者さん自身なのですから。 いずれにしても、保険外の高額な費用がかかる治療ぐらいは、いくつかの選択肢(見積もり)を示してくれるような歯医者さんが望ましいのですが、まだそこまで対応する歯医者さんは極めて少ないでしょう。 勝手に高額治療を患者さんに強要するような(悪気があっても無くても)歯医者さんや、やたらに不安を煽るような歯医者さんでは、治療結果もおそらく期待はずれに終わるでしょう。 「あなたにはインプラントしかできない」とか「前歯の治療は保険ではできない」などと、平気で言うような歯医者さんもいます。「前歯の治療は保険ではできない」というのではなく「満足のゆく差し歯は保険ではできない」というのなら患者さんも理解されるのに。 そもそも、治療が保険でできないということは絶対にありません。 また、「〜しかできない」という、治療の方法が一つしかないような歯科治療もまずありません。 勇気を出して歯医者さんに聞いてみてください。 それでも説明を嫌がるような歯医者さんであれば転院することも考えましょう。 医療者側の都合で医療を行うのではなく、患者さん自身の気持ちになって親身な対応をしてくれる歯科医院が僕の理想です。 次回に続く 良い歯医者の見つけ方 Comment(0) TrackBack(0) Top↑ 2008.02.23 Sat患者が望む良い歯科医院とは?その3
治療前でも必ず説明してくれる
治療する前に患者さんの訴えを親身になって聞いてくれる歯科医院も、患者さんに選ばれる歯科医院としては不可欠の条件となります。 歯医者さんや歯科衛生士さんらが、患者さんに治療の説明をする場合、いろいろな資料やサンプルなども活用して、患者さんに分かりやすいように、専門用語をなるべく使わないような説明をするところは特にいいですね。 患者さんの口の中は、患者さん自身がもっとも気にしています。 それにもかかわらず、平然と患者さんの心を傷つけてしまうような歯医者さんは、当然ながら不人気となります。 しかし、皮肉なことに腕に自信がある歯医者さんに限って、このようなストレートな発言を繰り返す者が案外多いのです。 歯医者さんの不用意なひとことがきっかけとなり、通院する意欲を失う患者さんも目立ちます。 歯医者さんの説明不足も問題ですが、患者さん側に問題がある場合もあります。 たとえば、レントゲン写真の被爆が心配なのでレントゲン写真を写さないで丁寧な治療をしてほしいというような患者さんです。 歯科治療は内科や精神科などとは違い、レントゲン写真なしでは治療できません。 僕が考えている理想的な歯科医師像は患者さんに希望を与え、励ましてくれる歯医者さんです。 医療者側の粗暴な言動によって患者さんの希望をなくしてしまうような歯医者さんは、それだけで医療者としての資格はありません。もっとも、そのような歯医者さんは、自分が患者さんを傷つける言動をしていること自体に気付いていません。
テーマ:歯医者 - ジャンル:心と身体 患者が望む良い歯科医院とは?その2
待合室がいつも整理整頓されている
待合室が常に整理整頓されているような歯医者さんは治療にも気配りが期待できるかもしれません。
などなど患者さんに対しての快適性への気配りが出来る能力は重要です。 スリッパを使っている歯医者さんであれば、せめてスリッパ用の殺菌・抗菌設備はほしいものです。 最近はスリッパを不潔に感じている患者さんが、けっこう増えています。 もし患者さんを長時間待たせるようなときは、患者さんにその理由を必ず告げてくれることも重要です。 忘れられているのかもしれないとか、患者さんはいつでも不安です。 ひとことだけでもスタッフから声をかけられるだけでも安心することができるのですから。
テーマ:歯医者 - ジャンル:心と身体 患者が望む良い歯科医院とは? その1
患者さんが望む理想の歯科医院とはどのような条件の歯科医院なのでしょうか。
僕の相談室に来室した約2000人の患者さんとの話に基づいて、僕なりに歯科医院の理想像をまとめてみました。 分かりやすくするために患者さんが歯科医院に治療の申し込みをしてから治療が完了するまでの流れにそって説明します。 受付の対応が良いこと 患者さんは、よほど痛みが激しくない限り歯医者さんに行こうとは思いません。昔から「歯医者の治療は痛い」とか「怖い」というイメージが出来上がっています。 僕だって歯医者さんには行きたくありません。 定期的に歯科の検診を受けるような人はつい尊敬してしまいます。 でも大体の人は、どうにも、我慢できなくなってから歯医者さんに行くのではないでしょうか。 あれこれと、さんざん迷いに迷ったすえ、歯医者さんに電話した途端、そこから聞こえてくる受付の声が不機嫌だったとしたら・・・。 それでも我慢して治療を受けに行って、肝心の歯医者さんまでもが感じ悪かったとしたら・・・、しかも治療まで乱暴だったりして・・・。もう最悪じゃないですか。 ![]() だからと云って、受付や歯医者さんの感じの良さと、腕の良さとは無関係ではあります。
テーマ:歯医者 - ジャンル:心と身体 歯科技工士は、なぜ歯医者さんの腕を見抜けるのか その3
お医者さんの人柄は、看護師さんや歯科衛生士さんのほうが、僕ら歯科技工士より正確に見抜けるでしょうが、技術的なこととなると、理学療法士さんや歯科技工士のほうが見抜きやすいのです。
でも現役の歯科技工士にとっては、歯医者さんは雇用主であり、お得意様でもあるわけですから、技工士はついつい患者さんよりも歯医者さんの顔色をうかがってしまうのです。 歯科技工士のお客様は、ある意味では患者さんなのに。 入れ歯や差し歯などの製作費(技工料)は歯医者さんからもらうことが当り前です。 つまり、歯科技工士の実質的なお客様は歯医者さんということになります。 もし、患者さんが直接歯科技工士に製作費を支払うようにでもなれば、今よりは入れ歯の品質も良くなると思います。 もし、あなたが歯科技工士と親しければ、良心的で腕の良い歯医者さんを教えてもらえると思います。 でも、それはあくまで本当に親しいという前提ですよ。 その技工士さんとあなたが、たんなる知り合い程度の親しさだけであれば、逆に、腕が悪くても自分の商売に都合良いような歯医者さんを教えらてしまうかも。 まあ、そのようなことはまずないとは思いますが。
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体 歯科技工士は、なぜ歯医者さんの腕を見抜けるのか その2
僕は、今でこそ歯科技工士を引退して、「歯科医療コーディネーター」という職業を名乗っていますが、数年前までは歯科技工の仕事に携わっていました。
歯科技工士だったその頃は、患者さんとお話をするような機会はほとんどありませんでした。 ところがこの仕事を始めて以来、もっぱら患者さんとお話する毎日です。 その機会に患者さんに僕ら歯科技工士の仕事も説明したりすることがよくありますが、正確に知っている人は案外少なかったのです。 そこで、このブログでは、なぜ歯科技工士が歯医者さんの腕前を見抜けるかを説明させていただきます。簡単にいえば、お医者さんの腕の良し悪しは、看護師さんや理学療法士さんが分かるのと同じ、という理由です。 医療の中でも、とくに歯科は、技術力がものをいう世界です。 その歯科医療の中でも、歯科医師そのものの技術についてを評価するとなると、歯科スタッフの中では、歯科技工士のほうが歯科衛生士さんや助手さんよりも適確に判断できるのではないでしょうか。 つまり、歯科技工士は、入れ歯や差し歯、ツメモノなどを作ることが主な仕事なので、歯医者さんから渡された患者さんの歯型が、口の中の状態を正確に再現出来ていないと、模型上でいくら丁寧に入れ歯などを作っても無駄になってしまうのです。 もし技工士が作った入れ歯が患者さんの口の中に入らなければ、またやり直しにもなります。 僕が現役で技工をしていたとき、タダ働きになることもよくありました。 おそらく、そのようなことは今でも珍しいことではないでしょう。 もちろん、歯医者さんの責任だけでなく、歯科技工士のせいで出来の悪い入れ歯になることもありますが。
テーマ:歯医者 - ジャンル:心と身体 歯科技工士は、なぜ歯医者さんの腕を見抜けるのか その1
僕が子どもの頃、近くの歯医者さんで虫歯の治療をしてもらったことがあります。
歯医者さんは虫歯になっているところを、何も言わずにドリルでガリガリと削ります。 その痛いことといったら。 一瞬、気を失いそうになりました。 その削った歯のところに、今度は冷たくて、ぐにゃぐにゃした異様な物がかぶせられました。 それでも、次の週もまた、しかたなしに泣く泣く歯医者さんに行きました。 今度は一体何をされるのだろう。 もう心臓が口から飛び出してしまいそうです。「もう、どうにでもなれ!」 覚悟して治療椅子に座ると、あららら。 不思議なことに虫歯で削られた穴に銀色をした硬いものが詰められました。 この銀色の物体はいつ作られたのだろう。 今度は、不安よりもそのことの不思議さで、頭が一杯になりました。 あなたは、このようなことを考えてことはありませんでしたか。 僕が歯科技工士になったのは、もしかしたら、子供の頃のこのような体験も影響があるかもしれません。
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体 今の歯医者さん その2
国民皆保険制度が導入されて以降、昭和30年代後半(1960年代)の高度成長期までは歯科の需要も旺盛でした。
その頃の歯医者さんは、予約制でも数時間待ちの歯医者さんもあったくらいです。そのため、国は大急ぎで歯医者さんの養成を図ったのです。 そして、各地で歯科大学や歯学部が次々に開設されました。その結果、今のような歯医者さん過剰現象となったのです。 しかも、現在は国民の健康への意識も格段に向上しましたので虫歯も激減し、そのことも歯科医院過剰要因の追い討ちになってしまったのです。歯科の需給のギャップが完全に逆転したのです。 そのようなわけで、現在、国としては歯科大学の定員を減らすことを考えているのですが、大学側は、経営問題に直接影響がありますので、そう簡単には減らすことに同意しません。 現在、産科や小児科のお医者さん不足が問題になっていますが、将来、歯科と同じようなことにならないでしょうか。 今や歯医者さんも自殺や廃業にまで追い込まれたり、失業問題まで抱えるようになりました。 マスコミからは、歯医者さんも『ワーキングプア』とからかわれるような事態にまでなってしまったのです。 → Ameba News [アメーバニュース] そのうち、コンビニエンスストアや運送会社でアルバイトするような歯医者さんが出てきてもおかしくなくなるでしょう。 オランダかベルギーか忘れてしまいましたが、ヨーロッパでは随分昔にこのような歯医者さん過剰現象があり、タクシーの運転手さんに転進した人も現れたそうですよ。
テーマ:歯医者 - ジャンル:心と身体 今の歯医者さん その1
コンビニエンスストアより歯科医院のほうが多いこと、あなたは知っていましたか。
駅の周辺だけでも10軒以上歯医者さんがあるところも珍しくなくなりました。 昔にくらべて歯医者さんは本当に多くなりました。 どこの歯医者さんを選べばいいか、あなたは困っていませんか。 昔は、それぞれの町や村に歯医者さんは1、2軒しかありませんでしたので、かえって迷うようなことはありませんでした。 今は、逆に歯科医院がありすぎて選ぶことに悩んでしまいます。 なぜ、このような歯医者さん過剰現象が起きたのでしょうか。
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体 昔の歯医者さん その2
その頃の歯科技工士の勤め先は、歯科診療所が普通で、歯科技工士が独立して経営する歯科技工所という存在は、全国でも数十軒しかない極めて珍しいものでした。
歯科技工所は歯科技工法が出来てから急激に増えたのです。 ご承知のように、当時の我が国は猛烈な高度成長をしている最中で、保険制度の導入も追い討ちがかかり歯科需要もウナギ登りとなりました。 そうなると、歯医者さんは否応なしに診療だけに忙殺されるようになったのです。 入れ歯などの技工の仕事は歯科技工士に任せ、たいていの歯医者さんは診療だけに専念するようになりました。 歯医者さんはようやく技術者というよりも、お医者さんという意識に芽生えたのです。 保険制度が導入される前の歯医者さんの主な仕事は歯科技工であり、お医者さんというよりも、どちらかというと技術者的な要素が強い仕事だったのです。
テーマ:薬・医者・病院等 - ジャンル:心と身体 昔の歯医者さん
僕が歯科技工士学校に入学した年は昭和39年(1964年)。
その頃の歯医者さんは、現在の歯医者さんとは違い、入れ歯などを作る歯科技工という仕事もやることが当り前の時代でした。 むしろ歯医者さんは診療室での仕事が副業で、歯科技工が本業のようなものだったのです。 しかし、昭和36年(1961年)、 国民皆保険制が導入されたことにより、その状況は大きく変わりました。 患者さんの数が急激に増加し、歯医者さんは技工どころではなくなったのです。 その頃から治療の仕事は歯医者さん、技工の仕事は歯科技工士、という分業化が進みました。 それより前、昭和32年(1957年)には、 歯科技工法(現歯科技工士法)という法律が出来ました。 それまでの歯科技工士は、歯医者さんの下で働く書生のような存在でしかなかったのですが、その法律が出来たことで、ようやく歯科技工士という身分が社会的にも認知されたのです。
テーマ:薬・医者・病院等 - ジャンル:心と身体 自己紹介
僕、須藤哲生は歯医者さんと患者さんとのマッチングサービスをする「歯科医療コーディネーター」という珍しい仕事をしています。 趣味は広く、かつ浅い。
このブログでは、歯医者さんの実態だけでなく、最新歯科情報も含めた歯科医療全体の実態を、僕の偏見視点でこれから書いて行く予定です。
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