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良い歯医者の見つけ方〜歯科技工士から見た歯医者の実態
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腕が良い歯科技工士とは
歯科技工士も歯医者さんも手先が器用な人がやる仕事だと思われている人もいるでしょうが、それは違います。
親からの勧めで「手に職つければ食べることには困らない」とか、「医療関係の仕事って、かっこいいかも」なんて動機でなる人もいます。 「何で技工士になっちゃの」みたいな、ビックリするほど不器用な人だっています。 余談ですが、僕の志望動機は、人間関係が苦手なので、この仕事であれば無口でも通用するかも、みたいな単純なことでした。 今の僕は「無口」というより「六口」ですが。 さて、 歯医者さんも歯科技工士も、手先が器用なことが大切な条件になることは、誰にも理解されるでしょう。 しかし、歯医者さんは器用なだけではいけませんね。 「安心感」も大切です。いや「安心感」のほうが重要かもしれません。 患者さんに不安を与えるような歯医者さんであれば困ります。 でも、そのような歯医者さんがいるから今の僕の仕事も成り立っているわけですね。 さてさて、 技工士は患者さんではなく、石膏模型とにらめっこしているわけですから、そのような資質はとくに必要ではありません。 それでは、一流の技工士になるにはどのような資質が必要なのでしょうか。
テーマ:歯医者 - ジャンル:心と身体 歯科技工士は、なぜ歯医者さんの腕を見抜けるのか その3
お医者さんの人柄は、看護師さんや歯科衛生士さんのほうが、僕ら歯科技工士より正確に見抜けるでしょうが、技術的なこととなると、理学療法士さんや歯科技工士のほうが見抜きやすいのです。
でも現役の歯科技工士にとっては、歯医者さんは雇用主であり、お得意様でもあるわけですから、技工士はついつい患者さんよりも歯医者さんの顔色をうかがってしまうのです。 歯科技工士のお客様は、ある意味では患者さんなのに。 入れ歯や差し歯などの製作費(技工料)は歯医者さんからもらうことが当り前です。 つまり、歯科技工士の実質的なお客様は歯医者さんということになります。 もし、患者さんが直接歯科技工士に製作費を支払うようにでもなれば、今よりは入れ歯の品質も良くなると思います。 もし、あなたが歯科技工士と親しければ、良心的で腕の良い歯医者さんを教えてもらえると思います。 でも、それはあくまで本当に親しいという前提ですよ。 その技工士さんとあなたが、たんなる知り合い程度の親しさだけであれば、逆に、腕が悪くても自分の商売に都合良いような歯医者さんを教えらてしまうかも。 まあ、そのようなことはまずないとは思いますが。
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体 昔の歯医者さん その2
その頃の歯科技工士の勤め先は、歯科診療所が普通で、歯科技工士が独立して経営する歯科技工所という存在は、全国でも数十軒しかない極めて珍しいものでした。
歯科技工所は歯科技工法が出来てから急激に増えたのです。 ご承知のように、当時の我が国は猛烈な高度成長をしている最中で、保険制度の導入も追い討ちがかかり歯科需要もウナギ登りとなりました。 そうなると、歯医者さんは否応なしに診療だけに忙殺されるようになったのです。 入れ歯などの技工の仕事は歯科技工士に任せ、たいていの歯医者さんは診療だけに専念するようになりました。 歯医者さんはようやく技術者というよりも、お医者さんという意識に芽生えたのです。 保険制度が導入される前の歯医者さんの主な仕事は歯科技工であり、お医者さんというよりも、どちらかというと技術者的な要素が強い仕事だったのです。
テーマ:薬・医者・病院等 - ジャンル:心と身体 昔の歯医者さん
僕が歯科技工士学校に入学した年は昭和39年(1964年)。
その頃の歯医者さんは、現在の歯医者さんとは違い、入れ歯などを作る歯科技工という仕事もやることが当り前の時代でした。 むしろ歯医者さんは診療室での仕事が副業で、歯科技工が本業のようなものだったのです。 しかし、昭和36年(1961年)、 国民皆保険制が導入されたことにより、その状況は大きく変わりました。 患者さんの数が急激に増加し、歯医者さんは技工どころではなくなったのです。 その頃から治療の仕事は歯医者さん、技工の仕事は歯科技工士、という分業化が進みました。 それより前、昭和32年(1957年)には、 歯科技工法(現歯科技工士法)という法律が出来ました。 それまでの歯科技工士は、歯医者さんの下で働く書生のような存在でしかなかったのですが、その法律が出来たことで、ようやく歯科技工士という身分が社会的にも認知されたのです。
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