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中央公論誌掲載、延期になりました。

さきほど、担当記者の方から連絡があり、政治案件記事が優先されることになり、歯科記事は2〜3ヶ月掲載が延期になるとのことでした。
再びお詫び申し上げます。

「歯医者に嫌われる可能性がある患者とは」

歯科の場合に限らず、患者の病状が深刻であればあるほど、視野狭窄の傾向が強まり、冷静な判断ができなくなります。
歯医者にとっては嫌われるような言動をしていても、患者は案外気が付かないようです。

以下のような行動に思い当たる人は、要注意です。


歯科医が病状などを聴く前に自分の悩みをいつまでも話したがる人

※歯科医が質問してきた段階で、要点のみを簡潔に説明してください。


今までの治療経過を詳細な文書にする人

※書くこと自体は気持ちの整理にもなり、大変良いことです。
しかし、歯医者さんにも読んでもらうような場合は、なるべく簡明を心がけましょう。


自分で調べた最新治療だけを歯科医に要求する人

※研究し、知識を増やすことは安心にもつながり、大切なことですが、歯科医に治療法を一方的に要求することはやめるべきです。その治療法への意見を担当歯科医から先ず聞き、その上で否定的でなければそれほど問題ありませんが。
患者にとっては画期的と考えている治療法でも、専門家の間では案外評判が悪い場合もあるし、その歯科医自身がやりたがらない場合もあるからです。


キャンセルや遅刻を繰り返す人

無断キャンセルは論外としても、たびたびの遅刻やキャンセルをする患者には、歯科医も治療への意欲が低下することでしょう。
たとえ体調不良であったとしても、余程悪くない場合以外は、無断キャンセルはお互いのためにも絶対さけましょう。


噛み合わせ不全と鬱(うつ)

顎関節症など、噛み合わせの具合が悪いことが原因で、肩こりや耳鳴り、頭痛など他の症状が引き起こされることがあります。

しかし、そのような症状の人が歯列矯正医などで噛み合せの治療をしても、ほとんど改善されない人や、全然治らない人、更に悪化する人もいます。

歯科の噛み合せ不全治療でも治らないと悩んでいる人は、心療内科など、その方面での診断も視野に入れたほうがいいのではないでしょうか。
歯科治療だけでは、さらにこじれることもあるでしょうし、症例によっては、うつ病の可能性も考えられます。

(※顎関節症は、外科的な手術をして快癒する場合もあるのですが、それ以外の噛み合せ不全症例のおもな治療方法は、色々なマウスピース(スプリント)を入れたりしながら、天然歯や冠の咬合面を調整(削る)し、上下の歯をなるべく均等に当たるようにして、早期接触(咬合負荷)が特定の歯だけにならないようにする方法です。
 そのため、場合によっては健全な天然歯でも冠を被せたり、詰め物を入れたりすることもあり、リスクが大きいといえましょう。その上、費用も高額になってしまう症例が多いのです。)

ちなみに、噛み合せ不全になる傾向は、男性は少なく、ほとんどが女性です。
鬱になりやすい人の性格としてよくいわれているのは、何事にも完璧を求めるような人、よく気が利く人、他人に気を遣う人、向上心が強い人、会社人間的な人など、ストレスを抱えやすい人です。

インプラント専門医資格についての広告規制

インプラント治療へ十分な研鑽を積んだ歯科医でも、日本歯科医師会員でなければインプラントの専門医としての広告・標榜ができないこと、皆さんはご存知でしょうか。
※社団法人日本口腔インプラント学会専門医制度規程他

現在、歯科医師で日本歯科医師会に加入している歯科医は、全体の3分の2位しかいません。
※歯科医師数:97,198人 2006年12月末現在 (BY厚生労働省)
※日本歯科医師会 会員数:65,293人 2009年6月末現在 (BY日本歯科医師会)

患者の立場からすれば、歯科の情報は多ければ多いほど助かることでしょう。
その中でも、とりわけ専門医などの「資格の有無」は、歯科医選びの大きな判断材料となることでしょう。

にもかかわらず、歯科医師会に所属している歯科医以外は、専門医としての広告・標榜ができないということは、患者の不利益ということだけでなく、社会的な公平性という点からも多いに疑問です。

日本歯科医師会は、いわゆる会員の組織率を上げるためにこのような措置を講じているのでしょうか。
もし、そのような意図がないのであれば、いや、あったとしても非会員歯科医師にも専門医として認められるような措置を講じてしかるべきではないでしょうか。

そもそも、日本歯科医師会は、私団体ではなく、国が認めている公益法人でもあるのですから。

「中央公論」掲載についてのお詫び。

先日、僕にも取材がありました「中央公論」の歯科記事は、来月中旬に発売の1月号に掲載される予定です。
過日の当ブログで、12月号としたのは、僕の勘違いでした。
お詫び申し上げます。

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プロフィール

須藤哲生

Author:須藤哲生
1949年、青森県弘前市(旧中津軽郡)で生まれる。
2才から15才まで神奈川県横須賀市で成長、以降は東京で暮らす。
1967年、東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校卒業。
同年、神奈川歯科大学補綴学教室入局。
以降、史上最年少の20才で、歯科技工所を開設。歯科技工会社経営のかたわら、歯科技工器材の開発や販売なども経験後、2001年、日本初の歯科医療コーディネートサービス(歯科医院仲介業)を開始。
その間、新聞やテレビなどのマスコミからの取材も多数。記事内容詳細についてはWebサイトにて掲載。
現在に至る。
猪突猛進型の丑年、水瓶座、六白金星、血液型はA型。幼年期自閉症の傾向にあったが、現在はその逆で自開症の傾向にある。
趣味は囲碁、読書、水泳、ママチャリサイクリング。

脳梗塞と放送大学体験記〜自開症全開中!

僕の書いた本
ある歯科技工士の挑戦
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